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トタン屋根での雪かき、雪下ろしの処分をされた事例（捨て方）を掲載しました。

毎年、函館では雪下ろししないと家が潰れてしまうと聞きました。
なぜ、雪下ろしをしなくてもよいトタン屋根をつくらないのでしょうか？（函館；A様）

函館市から、雪かき、雪下ろしの処分の相談をされたお客様

トタン屋根での雪かき、雪下ろしの処分より抜粋：

例年函館では１月に入ってから雪が降り積もることが多いですが、古いトタン屋根でも住居として建築された家であれば、雪の重量に耐えられず、潰れてしまう可能性は少ないです。ただ、古いトタン屋根や簡易なプレハブであれば、潰れることもあるかと思います。住居でもあまりに降り積もった雪をそのままにすることは、建物の劣化にもつながると同時に雪が滑り落ちてくるため、人にあたるなどの危険性がでてきますので、雪下ろしをする必要があります。

近年、暖房設備の充実により、部屋の中が暖かくなるため、トタン屋根に積もった雪の下部を溶かすため、一塊となって凍りついた雪が軒先から顔を出すことがあり、屋根から１ｍ弱にも及ぶこともあるようです。凍りついた雪の塊は、重いもので20ｋｇ以上あります。こうなると、落下するのは目に見えており、飛び散った破片によりガラスが割れ、危険極まりない状態ともいえるでしょう。事故を避けるためにも早急に雪下ろしをする必要があります。

函館は雪国ですので、雪下ろしの小道具が色々と発明されています。トタン屋根から飛び出た雪下ろしについては、それに見合った雪下ろし道具にて対応できますが、雪の塊を落としても、翌日また同じようになってしまい、トタン屋根の上部から雪下ろしをしないと同じことを繰り返す結果となります。屋根の上までとなると、小道具では対応できず、トタン屋根にのぼって、雪下ろしをする必要があります。そうした際は、必ず命綱を活用することを忘れないようにしましょう。

雪下ろしの際、命を守る道具としては、命綱とヘルメットがあげられます。命綱も安全帯を腰につけて万全にすることが身を守る上で重要です。命綱は初めて使う際に気をつけなければならないのは、自分の体重を固定するため、どこに結びつけるかです。一般的には、専門のアンカー、もしくは反対側の家の柱など、自分の体重を支えられることが条件となります。命綱の長さも屋根で止まる長さに調整して下さい。屋根から滑り落ちること、氷ついた雪の塊が頭上に落ちてくることを想定して雪下ろしの作業にあたる必要があるでしょう。

トタン屋根に関わらず、屋根の勾配については建築基準法で定められており、特に函館のような雪国では、雪が落下しないように屋根に雪止めをつける必要があるようです。もし、勾配のある屋根にしても、湿気のある雪が少しでも積もると落下の原因となり、人身事故につながる可能性があり危険です。また、雪が隣の家の屋根を壊して、賠償責任を問われたということも聞いたことがあります。

雪下ろしを自身でするにこしたことはないですが、素人では大変危険な作業となります。毎年、北海道（函館）では雪下ろし中に死亡事故につながるケースが多いのも、屋根での雪下ろし作業です。できることなら、専門の便利屋に雪下ろしを依頼することが望ましいでしょう。雪下ろし費用については、ほとんどの便利屋さんでは、時給換算により費用を算出しています。屋根の面積な高さによっても費用は変わってきますので事前に相談しておくことが大切です。

【参照】函館にて雪かきにおける情報を整理したメモ；

・トタン屋根は函館では主流となっており、建築基準法に則り、建造されている家に関しては、雪の重さで家が潰れることはないでしょう。
・雪下ろしは大変な作業、まずは雪下ろしの専門の便利屋への相談をすることをお勧め致します。
・函館の雪の降雪量は、北海道の都市の中では少ないとされているようですが、１月以降は降り積もりことも多く、警戒が必要です。

雪かきの処分を担当したスタッフのコメント：

函館A様からのご相談でした。トタン屋根といえども降雪地方では耐雪設計を考えられているので、家が潰れる心配は無いようです。ただ、古い家屋、屋根が元々不具合のある状態であれば、危険ですので早めの修繕が望ましいでしょう。

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